ミュージックアニメーションコンペティション特別審査員
樋口泰人
Yasuhito HiguchiJapan
1957年山梨県生まれ。『キネマ旬報』『エスクァイア』『スイッチ』『スタジオボイス』などに批評やレビューを執筆。90年代は『カイエ・デュ・シネマ・ジャポン』の編集委員、その後編集長をへて、ビデオ、単行本、CDなどを製作・発売するレーベル「boid」を98年に設立した。04年から、東京・吉祥寺バウスシアターにて、音楽用のライヴ音響システムを使用しての爆音上映シリーズを企画・上映。08年より始まった「爆音映画祭」はバウスシアター閉館後も、全国で展開中。2020年、より小さな動きと声を伝える新レーベル「Voice Of Ghost」を立ち上げた。著書に『映画は爆音でささやく』(boid)、『映画とロックンロールにおいてアメリカと合衆国はいかに闘ったか』(青土社)、編書に『ロスト・イン・アメリカ』(デジタルハリウッド)など。最近の主な配給作品に『PARKS パークス』『遊星からの物体X』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン•ザ・ウェスト』など。宮崎大祐監督『VIDEOPHOBIA』、瀬田なつき監督『ジオラマボーイ・パノラマガール』の公開が控えている。
依田伸隆
Nobutaka YodaJapan
映像ディレクター、映像制作会社10GAUGE代表。主に劇場作品の予告編やアニメーション作品のPV、CM、MV、OP/EDなどの制作を軸に多数の作品に関わる。主な仕事に『君の名は。』『天気の子』予告編、「LOTTEピンクバレンタイン」MV、Eve「僕らまだアンダーグラウンド」MV、DAOKO×米津玄師「打上花火」MV、『ドラえもん』OP、『おそ松さん(2期)』OPなど。2018年度東京アニメアワード・フェスティバル美術・色彩・映像賞受賞。スペースシャワーアワード2020 BEST ANIMATION VIDEO受賞。
大童澄瞳
Sumito OowaraJapan
1993年、神奈川県生まれ。高校では映画部に所属。東洋美術学校絵画科卒業後、独学でアニメーション制作を行う。その後、漫画を描き始め2015年、コミティア111に出品。2016年、『映像研には手を出すな!』で「月刊!スピリッツ」にて連載デビュー。2020年、『映像研には手を出すな!』のアニメ化に際し、ED映像を手掛けたことで、アニメーターとしてもデビュー。